投資家の皆さまへ

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デジタル戦略

JINSのデジタル戦略デジタルは、手段。動かすのは、私だ。

かかわるすべてのお客さまに、 「あたらしい、あたりまえ」をお届けすること。 そのゴールのために、新しいテクノロジーと仲良くなろう。 DX=デジタルトランスフォーメーション。 それは、単に利便性を高めるための施策ではなく、 新たな体験や価値と出会うための、未知の扉。 昨日までの常識を、疑おう。 頭と心を、フル回転させよう。 世の中の動きに目を凝らし、敏感に耳を澄まそう。 誰かをワクワクさせる変革を。 迷いのない、シンプルな解を。
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JINSのデジタル戦略とは最高の顧客体験の実現のために

最高の顧客体験の実現のために
01

お客さまのために、が着想の起点

「お客さまのために、社会のために、何ができるか?」が着想の起点。WHYを大事にし、目的意識を常に忘れない。

02

驚きとワクワク、シンプルさを追求

革新性とシンプルさを両立させる。アイデアに驚きとワクワクを求め、シンプルに考え、複雑にしない。

03

未来を切り拓くデジタルネイティブへ

全員がデジタルリテラシーの学習を継続し、あたりまえにデータとデジタル技術をビジネスに活用する。

04

世界のみんなにJINSの想いを届ける

グローバルにビジネスを展開するために、拡張性とスピード感を重視。時間と空間に依存しないアーキテクチャを指向する。

05

お客さまと従業員へ安心と安全を

お客さまと従業員が安心して、JINSの製品・サービスを楽しめるようにする。たゆまぬ誠実さで、信頼を醸成し、安心・安全な環境を整える。

重点領域デジタル戦略の6つの重点領域

あらたな顧客体験の実現

あらたな顧客体験の実現

デジタル技術でオンラインと実店舗を融合させ、一人ひとりに最適なOMO体験を創造します。「JINS ASSIST」のように、メガネとデジタルを掛け合わせ、視力矯正の先にある豊かな毎日を届けます。

グローバル加速を支える

グローバル加速を支える

俊敏で変化に強いIT基盤を構築し、各国の特性に合わせたサービスを迅速に開発・展開。世界中の人々へ、いち早くJINSの価値を届けます。

バリューチェーン全体の精度向上

バリューチェーン全体の精度向上

企画から製造、物流までの全プロセスをデータで繋ぎ、サプライチェーン全体を効率化。顧客が求める商品を最適なタイミングで届け、最高の顧客満足を目指します。

AI活用による生産性の大幅向上

AI活用による生産性の大幅向上

AIとの協業で業務プロセスを変革します。人は付加価値の高い創造的な仕事に集中できる環境を整え、組織全体の生産性を飛躍的に高めます。

デジタル人材の育成とデータドリブンな組織文化の醸成

デジタル人材の育成とデータドリブンな組織文化の醸成

全従業員がデータを活用して新たな価値を生み出す文化を醸成。データに基づいて行動する組織力で、持続的な成長を実現します。

サイバーセキュリティとBCP対策

サイバーセキュリティとBCP対策

お客様に安心してサービスをご利用いただくため、サイバーセキュリティを継続的に強化。災害などの有事においても事業を継続できる体制を整えます。

COOメッセージ

COOメッセージ
デジタルでジンズを超えていく
田中 亮取締役副社長COO

かつてのジンズは、いわゆるメガネ業界のディスラプター(*)でした。 何をディスラプトしてきたか。 当時のメガネ業界には、お客様から「不満の4重奏」が渦巻いていました。 「店舗」「商品」「価格」「納期」に対しての不満です。 私たちは当時、メガネの顧客体験を真正面から捉えなおし、これらを解消することでメガネの売上本数日本一になったのです。 特に、高い品質の商品をシンプルな価格体系で安価にご提供したことが、お客様から高い支持をいただけたポイントだったと考えています。 しかしながら、いまはもうそれが当たり前の水準になっています。 当時は斬新だった価値が、今はごく普通のことになっているのです。 これまでに築いてきたものの上に安住し続けることは不可能ですし、そのつもりもありません。 では私たちはこれからどうするべきか。 私はもはや、メガネ業界ではなく「ジンズそのものをディスラプトするときがきた」と感じています。 つまり、これまでの延長線上で、ただメガネを作って売るだけではいけないということです。 もっともっと決定的にお客様の体験を変えていかなければいけない。 そこで、デジタルです。 新しい体験はデジタル抜きには語れません。 顧客体験も、それを提供するビジネスそのものも、テクノロジーによって枠組みごと変えていきたい。 そう考えています。 ITやDXというと、「ECでもっと多く売りましょう」「業務効率を高めましょう」という話に終始しがちです。 もちろんそれらは重要です。非常に重要です。 しかし私は、ジンズをすべて刷新したいのです。 暗号資産の例を考えてみてください。 テスラのイーロンマスクが車の決済にビットコインの利用を検討したり、世界的なアスリートであるサッカーのメッシ選手が契約金の一部をファントークンで受け取る時代が来るなどと、誰が想像できたでしょうか。 これまで考えもしなかったレベルのことが世界中で起こっています。 私たちジンズもこういったイノベーションを起こしていきたい。 そのためにはデジタルに強みを持つ仲間が絶対に必要なのです。 メガネ型ウエアラブルデバイス「JINS MEME」がもし100万人の手に渡ったらどうなるでしょうか。 そこからどんなデータを得て、どのようにユーザーに貢献でき、人々の暮らしを変えられるでしょうか。 もしそれを無料で提供するとしたらどのようにビジネスを成立させることができるでしょうか。 ジンズをディスラプトすることを、このようなレベルで考えたいのです。 私自身、スマートシティの計画に関与する機会が多く、 「人々の暮らしに寄り添うデジタル」を考えることがよくあります。 常に思うのは、どこまでいっても「デジタルは手段、人が主役」だということです。 人々の体験や生活を変えるには、しかも、決して仮想現実ではない「生身の人の実際の生活」を変えるにはどうすればよいか。 世の中はものすごいスピードで変化をしていきますが、 実は多くの人は急激な変化を望んではいません。 「変化しているように感じさせず、変化している」という状況をどうつくるか。 人の生活に根差し、人の生活に「なじむデジタル」といってよいかもしれません。 とても高い目標です。 私たちは、デジタルでジンズを越えていきます。 * 既存の業界の秩序やビジネスモデルを破壊的に革新するプレイヤー

執行役員 デジタル本部長メッセージ

執行役員 デジタル本部長メッセージ
デジタル戦略で経営を支える
松田 真一郎執行役員 デジタル本部長

デジタル戦略の中心に据えたのは、 お客さまに最高の体験を届けること

私たちは2021年に経営戦略とデジタル戦略を言語化し、DXに取り組む目的を明確にし、DX推進をミッションとする部門を立ち上げ、全社が連動し全力で取り組むことを決めました。 デジタル戦略の中心に据えたのは、「お客さまに最高の体験を届ける」こと。それを実現するための戦略として、5つのアプローチを定義しました。そこから具体的な戦略テーマを実際に動かしています。例えば、旧式のERPシステムなどの技術負債の一掃プロジェクトの立ち上げ、マイクロサービス志向アーキテクチャの導入、グローバル展開に向けたインフラ・運用監視の標準化・自動化、生成AIなど先端テクノロジーへの取り組みを積極的に進めてきました。 現在(2025年時点)の経営の戦略目標は「グローバルNo.1アイウエアブランド」の実現であり、デジタル戦略の重点施策として大きく6つを定めています。これら直近の重点テーマの達成に向け、エンジニア採用も強化しており、外部パートナーとも連携し、自分たちも会社も一緒に成長していく意識を持って、チャレンジングな目標に対して、アジリティを意識して取り組んでいます。 私自身、かつてはJINSをアパレルブランドのように誤解していましたが、アイウエアを通じた新たな価値の提案を続けている企業です。例えば、生成AIによる接客サービス開発では他社に先駆けて取り組み、わずか3ヶ月で実際の店舗での実証実験まで辿り着けるようなスピード感で、経営層・事業部・エンジニアが一体となって取り組んでいます。私自身も一人のエンジニアとして、社会へのインパクトの大きい、こうした取り組みを進められることは非常にやりがいを感じています。 ITデジタル部門に求められる期待はたいへん大きく、まさに経営戦略=デジタル戦略といえるほど、コミットしています。お客さまに最高の顧客体験を届け、世界を変えたいと思う仲間たちと、「あたらしい、あたりまえ」の実現にチャレンジしていきます。

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JINSの事業内容・経営戦略などをリサーチ会社「シェアードリサーチ」が詳細にまとめた企業リサーチレポートです。
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